あらすじ
37歳の恭介が、何気なく見返していた8年前の写真。
そこに写っていたのは、人生で一番好きだった女性との思い出だった。
「……この日、もう一回やりてぇな」
そう思って眠った翌朝、目を覚ますと――2018年11月16日。
彼女と初めて出会った、あの日だった。
未来を変えたいわけじゃない。
今の人生をやり直したいわけでもない。
ただ、忘れてしまった時間を、もう一度。
37歳の記憶を持ったまま、29歳の自分として過ごす、二度目の2018年。
覚えている出来事と、思い出せない日々の先で、恭介はもう一度彼女と出会っていく。