あらすじ
独立したばかりのインテリアデザイナー・土倉結衣は、飾らない自然体の性格と確かな感性を武器に、少しずつ仕事の幅を広げていた。
そんな結衣の前に現れたのは、国内有数のITグループを率いる若きCEO・神楽玲子。
「恋や愛なんて、非合理的な感情にすぎない」
そう考え、仕事だけに生きてきた玲子だったが、自由で芯のある結衣の感性に触れるうち、これまで知らなかった感情に振り回されるようになる。
一方、結衣の幼馴染であり、仕事上のパートナーでもある西条葵は、学生時代からずっと結衣を想い続けていた。
けれど、今の関係を壊すことが怖くて、告白することもできない。
「一番の親友」という安全な場所から、結衣を支え続けてきた。
そこへ現れた、玲子という強力な恋敵。
結衣を巡り、長年の想いを抱える幼馴染と、恋を知らなかったCEOの二人が火花を散らす。
――けれど当の結衣本人は、そんな二人の想いなど知る由もなく。
「みんな私に優しくてありがたいな〜」
今日も今日とて、鈍感で無自覚なまま。
果たして結衣が最後に選ぶのは、ずっと隣にいた幼馴染か。
それとも、初めて恋を知った完璧なCEOか。
鈍感無自覚な貴女は、どちらを選びますか。