あらすじ
どこかで聞いたような話ばかりで、まるで拙い小説でも見せられているみたいだ――
一等書記官エリック・ブレンダーはため息をつく。
王太子クリストファー殿下は婚約者そっちのけで平民出のメロニア・トワイス子爵令嬢に夢中。
そのメロニア嬢が学院で嫌がらせを受けている。大切にしていた持ち物を誰かに壊されたり、階段で後ろから突き飛ばされたり。
殿下は婚約者のフレデリカ様を嫌がらせの首謀者と疑い、悪事の全貌を明らかにせよとご命令だ。
エリック・ブレンダーは、その卓越した調査能力で宮廷内の数々の不正を暴いてきた優秀な書記官だが、時に優秀すぎて誰かが隠しておきたい不都合な真実まで探り当ててしまう。
ゆえに、断罪されるのが殿下の思い通りの人物とは限らない――
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ありがちな断罪モノのお話を題材にした軽い宮廷推理劇です。