あらすじ

遺産整理士・横井優陽には、ものに宿った記憶を読み取り、具現化する不思議な力がある。 依頼人の橘元輝は、亡き母の大量の遺品整理に悩んでいた。 必要なものと不要なものが分からず、すべて捨ててしまおうとも考えていた彼に、優陽は告げる。 「遺産というのは、故人の生きた歴史です」 服、日記、写真、古いパソコン……。 そこに宿った「もの」たちは、持ち主が大切にしていた想いを語り始める。 しかし整理を進める中で、元輝は自分の出生に関わる秘密を知ることになる。 家族とは何か。 本当に大切なものとは何か。 箱の中に残されていたのは、ただの遺品ではなく、故人から託された想いだった。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
カクヨム
カクヨム2026/09/20
  • 現在の作品遺された想いは箱の中