あらすじ
木下 拓海(きのした たくみ) / 28歳
表の顔: 完璧な紺色のスーツを着こなし、いつも物腰柔らかい笑顔を絶やさない「爽やかな新任教師」。
裏の顔: 2年前にいじめで妹の結衣を亡くした復讐者。学校と犯人たちを地獄へ送るため、会社を辞めて死に物狂いで教員免許を取り直した。氷のように冷たく、どす黒い憎悪を隠し持っている。
瀬戸 彰(せと あきら) 窓の外を死んだような目で見つめる、すべてを諦めた少年。2年前の雨の夜、駅の階段から結衣を突き落とした主犯。木下にシリアルナンバー入りの「銀色のチャーム」を突きつけられ、サボれば人殺しとして告発される「極限の進路指導」を強制される。
鬼塚 剛(おにづか つよし) クラスの不良グループのリーダー。机に足を乗せて教師を睨みつけるなど、誰も手がつけられない粗暴な男。学年主任からも「関わらない方が身のため」と言われている。
景山(かげやま)噂ではいつも屋上でゲームをしており、授業には一切出てこないい。
結衣(ゆい)木下の妹。2年前の雨の夜、瀬戸によって駅の階段から突き落とされ命を落とした。死ぬ間際、瀬戸のバッグから引きちぎった「白蘭高校100周年記念のチャーム」をコートの袖に隠し、兄に証拠を遺した。
学年主任職員室で新聞を読んでいるベテラン教師。生徒たちを「人間動物園」「社会のゴミ」と呼び、事件を起こさずに無事卒業させることだけを考える、事なかれ主義の象徴。