あらすじ
公爵令嬢ミリータリア・ブラッドベリは、婚約者であるヴァカーデン国第1王太子カイラ・イマリオネ・ヴァーカーから婚約破棄を宣言された。
国家反逆罪と、男爵令嬢アテウ・マリア・ソーダン嬢への殺人未遂。
しかしミリータリアは悲嘆に暮れることもなく、ひとつだけ確認した。
「国王陛下の承認を受けた上でおっしゃっておりますの?」
「無論だ!」
「さようでございますか」
そしてミリータリアは、隣の従者から拳銃を受け取ると、婚約者を射殺した。
「お父様。戒厳令の宣言を」
その日、ヴァカーデン国の歴史は大きく動いた。
優雅な令嬢ライフを夢見る少女と、娘を溺愛するヴァカーデン国将軍による、ちょっぴり物騒な婚約破棄クーデター。