あらすじ

「女は負けていればいい。そんなこともできない君とは婚約破棄だ」 最後の一局くらい、本気で指したかっただけなのに。 婚約破棄にうなずいて、私は隣の卓へ向き直った。 「公爵様。私と、本気で遊んでくださる?」 駒を取る。取り返される。悔しくて唸る。勝って笑う。 すると、社交界では無愛想で通っている公爵様まで、声を上げて笑いだした。 「もう一局。今度こそ君に勝ちたい」 一方、私にいつも勝っていたと自慢した元婚約者には、次々と対局の申し込みが届く。 「お母様にまで負けているのは、どういうことですか?」 私はもう、好きな人の前で小さくならない。 ただし、この公爵様。盤の外では、ちょっと強すぎません? 「勝った私も、好きになってくださいね?」

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カクヨム
カクヨム2026/09/20
  • 現在の作品「女は負けていればいい」? では、公爵様とチェスで本気で遊びます~元婚約者の自慢話には、私の手加減が必要でした~