あらすじ
孤児院で育ったキョウは、生まれつき「境界を操る能力」を持っていた。
しかし、その能力を利用しようとする大人たちに何度も引き取られ、騙され、利用されてきたキョウは、大人を信用せず、強い復讐心を抱えていた。
そんなある日、警察官の男から「家族にならないか」と誘われる。
男の家には、同じく能力を持つ少年トウマと、心を閉ざした少女レイがいた。
トウマが人の思考を読む能力を持っていることを知る。そしてトウマもまた、他人の悪意や嘘を知り続けたことで人を信じられなくなっていた。
互いに似た境遇を抱えていると知った二人は、少しずつ心を通わせていく。
一方、レイは大切な人を悪い組織に奪われ、深い絶望の中にいた。
トウマはふざけたイタズラを繰り返し、キョウもレイと話すことで、少しずつ彼女の心を開こうとする。
そしてある夜、レイはキョウに、自分が大切な人を失ったこと、助けたいのに何もできないこと、そして過去に自分が人を殺めてしまったことへの後悔を打ち明ける。
自分自身も多くの後悔を抱えていたキョウは、レイの苦しみに寄り添う。
そして三人は、それぞれの過去を背負いながら、同じ苦しみを抱える人たちを救うことを決意する。
「僕たちでその悪い組織をぶち壊そう。」
そして──
「後悔を乗り越える。部活、リグレット部をここに結成する。」