あらすじ
世界初フルダイブ型仮想現実、VRworld。通称VRW。そこは五感を通じて全く新しい世界を体験できる、近未来の領域。
そんなVRWの数あるゲームワールドの1つ、VRWバレーボールは非常に人気のコンテンツだった。スポーツという肉体的なハンディキャップの大きなそれを、VRWは平等に作り替えた。
『いちじくの匂い』というユーザーネームでVRWを遊んでいた大学生、一井田はある日、フレンドからVRWバレーボールをやってみないかと誘いを受ける。バレーボールに苦い思い出のある一井田はやんわりそれを断ろうとするが、無理矢理ワールドに連れ込まれてしまう。だが、様々なプレイヤーが躍動する試合の光景を見た一井田の細胞は、再びバレーボールの道を進まんとするのだった。