あらすじ
48歳のバツイチ占い師、高瀬真理子。
夫の浮気で離婚し、仕事を転々とした末、ようやく占い師として生きていけそうになった。
ところがある朝、目を覚ますと異世界の16歳の少年、レオン・ローデンになっていた。
しかもローデン家は貧乏だった。父の給金は月に銀貨8枚。朝食は黒パン1切れと豆のスープだけ。士族の長男であるレオンには、剣を覚えて家を支えることまで期待されている。
そんなある日、レオンは父が事故に遭う未来を見る。
占いを信じて事故を避けると、突然、目の前に文字が現れた。
《占術が的中しました》
《天命が1つ満たされました》
《身体適応が進みます》
《能力【体力Ⅰ】を獲得しました》
占いを当てれば能力が増え、男の身体にもなじんでいく。
それなら、この力を使わない手はない。
失せ物を見つけ、天候を当て、商売で稼ぎ、家族に肉を食べさせる。やがて剣術、乗馬、軍略、兵站まで身につけ、率いる兵の数も増えていく。
貧乏士族の倅だった少年は、金を稼ぎ、領地を富ませ、爵位まで手に入れていく。
そして王都には、前世で真理子を捨てた夫と、その不倫相手まで別人として生きていた。
48歳まで女として生きた記憶を持つ少年が、占いを武器に金、力、地位を手に入れていく異世界成り上がりファンタジ