あらすじ

「私が、この国の聖王として立つことを、ここに誓う」 その日、俺は王になった。 ……ただし、誰にも知られてはいけない秘密を抱えたまま。 十年前、老騎士エクターに拾われた俺は、アーサーという名を与えられ、男として育てられた。 才能はない。 血筋もわからない。 剣だって特別強いわけじゃない。 それでも、仲間たちと共に騎士を目指しながら、目立たず静かに生きていく。 それが俺の望みだった。 ところが、王を失ったブリタニアで、古の王位選定儀式「聖泉の儀」が行われることになる。 そして誰にも期待されていなかった俺を、聖泉は王として選んだ。 突然与えられた王の座。 聖剣エクスカリバー。 国を背負う責任。 迫り来る諸侯たちの思惑。 そして何より、王になったことで隠し通すことが難しくなっていく、自分自身の秘密。 平凡な騎士見習いだった「俺」は、王として「私」を演じなければならない。 これは、少女であることを隠して生きてきた一人の騎士が、 聖王として国を導きながら、自分自身の生き方を探していく物語。

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小説を読もう2026/09/20
  • 現在の作品【毎週日曜に新話掲載!】新訳 アーサー王伝説