あらすじ
山奥の庵でゴーレムたちと静かに暮らす仙人・テンゼン。
ある日、壁の暦を見て愕然とする。
「最後に人間と話してから……百二十七年も経ってる!?」
孤独の重さに耐えかね、「とにかく人と喋りたい! 温かい飯を食べたい! 人肌を感じたい!」という極めて不純な理由で下山を決意したテンゼン。
たどり着いた麓の村は、日照りと魔物の襲来で壊滅の危機に瀕していた。
「困っている村人を助ければ、感謝されてご飯をご馳走してもらえるのでは!?」
そんな邪心(?)から、テンゼンは蚊を払うような手加減の一撃で凄まじい大悪魔を粉砕! 崩れた屋根を一瞬で直し、干上がった畑を秒で耕してしまう――。
本人はいたって真面目に「庶民のふり」をしているつもりが、規格外すぎる仙人パワーは隠しきれず!?
人恋しい最強仙人と、彼を「怪力の旅人」として温かく迎え入れる村人たちが織りなす、勘違いスローライフ&痛快無双ファンタジー、開幕!