あらすじ

人間だけが、この世界に生きているわけじゃない。 木にも、川にも、風にも、石にも、古い家にも。 そして――神にも。 高校一年生の神野尊は、どこにでもいる普通の少年だった。 家族がいて、友達がいて。 当たり前の毎日に「ありがとう」と言える。 そんな、ごく普通の幸せを大切にしていた。 ある日、世界中で奇妙な現象が起こり始める。 人々が、今まで聞こえなかった「声」を聞くようになったのだ。 尊が最初に聞いたのは――一本の木の声だった。 「……寒い」 それは、世界が初めて人間に語りかけた瞬間だった。 やがて尊は、記憶を失った「名もなき神」と出会う。 自分の名前も。 自分が何者なのかも。 何も思い出せないという神に、尊は言った。 「じゃあ、名前が分かるまで一緒に探そう」 これは、人間と精霊。 人間と神。 そして、世界そのものとの出会いの物語。 共にいることと、共に生きることは、同じなのだろうか。 ――すべてのものに、心がある。 これは、少年が「ともに生きる」ということの意味を知っていく物語。

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カクヨム
カクヨム2026/09/20
  • 現在の作品アニミズム ~人と精霊と神と、すべてのものが共に生きる世界。~