あらすじ
国家を裏から動かし、政権を崩壊させてきた英国諜報機関の最年少戦略分析官・ケイル。
負け知らずだった彼が、ある夜、自分より四秒早く動いた「誰か」の存在に気づく。
次の瞬間、闇。
目を覚ますと、そこは泥の中。十八歳の少年の身体で、中世の森に倒れていた。説明も、指示も、なにもない。
目の前には、七人の農民を縄で引き連れる騎士団。彼らが向かう先は、人の魂を求める「儀式」の場だった。
剣ではなく、頭脳だけですべてを読み解いていく。
なぜ自分はここにいるのか。あの夜、誰が先に動いたのか。
だが、城に着いたとき、彼はまだ知らなかった。
そこにはすでに、彼を待っている者がいることを――。
※一話ごとに謎が深まる、知略ダークファンタジー。