あらすじ

むかしむかし――ではなく、今もどこかの空に。 雲より高いところには、古い古い都市が浮かんでいるという。 そこには、誰も読めない文字。 夜になると歌いだす石碑。 雨の代わりに花を降らせる塔。 そして、いつからそこにあるのか誰も知らない、大きな時計。 そんな古代都市を探して、空を旅する男がひとり。 名前はマシェンカ・ルナ・アイシュリン。 古いものと遺跡が大好きな、ちょっと変わった旅人だ。 そしてある日、彼は都市の片隅で一人の吟遊詩人と出会う。 三つ編みを揺らし、魔法の杖を手にした男。 その名は、アーシャ・チャイルド・ペンドルトン。 「君、この街のことを知っているのかい?」 「知らないよ。でも、知らないから歌えるんだ」 こうして出会った、遺跡マニアと吟遊詩人。 二人は空中古代都市を歩きながら、 奇妙な遺跡を見つけたり、 変わった生き物と仲良くなったり、 時には何の役にも立たない古代の道具を拾ったり。 今日もまた、空のどこかで、 誰も知らない小さな物語が始まる。 これは、そんな二人の、 ちょっぴり不思議で、どこか懐かしい旅のお話。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
カクヨム
カクヨム2026/09/20
  • 現在の作品空中古代都市探検譚