あらすじ
「お母様、出番ですよ」娘が友人から依頼を持ってきた。母親を無理矢理助手にして馬車に押し込めたお転婆なところは目に入れても痛くないが、母親を相棒に選ぶなんてなかなか見ないのではないのだろうか。高い肩書きを持つ母親と娘は婚約者が男爵令嬢に侍っていて離れなくて困っている、との便りに導かれる。学園に着くと侍っているのは全員継承権のある長男たち。おっとこれは話が違ってきたぞ?夫を引き連れて再びお供を増やして皆で授業参観に赴く。娘が親の威を借りて宣言したことにより、事態は進む。青ざめる男爵令嬢と侍る子息たちは浮ついた杭を押し込まれることになった。