あらすじ
六歳のあの日、駆紋ヒロはすべてを失った。
故郷を襲った正体不明の存在。
行方不明となった男。
そして、何も知らないまま生き残った自分。
手元に残ったのは見知らぬペンダント。
それから十年。
成長したヒロは、魔の者を倒す術を学ぶため。同じ志しをもつ者たちが集う学園へと足を踏み入れる。
仲間との出会い。
異形の存在との戦い。
教会に隠された秘密。
少しずつ明らかになっていく、十年前の真実。
そしてヒロのもとには、本来なら存在するはずのない古き力が眠っていた。
人間と精霊。
そして“魔の物”。
分かたれた世界の境界が崩れ始める中、ヒロはやがて世界そのものを揺るがす戦いへと巻き込まれていく。
何度傷ついても。
大切な人を失っても。
絶望の果てで立ち止まりそうになっても。
一人ではないと教えてくれる人たちがいた。
これは、世界を救う英雄の物語ではない。
失い続けた一人の少年が、
誰かを信じることを知り、
誰かに信じられることを知り、
やがて自分自身の未来を選び取るまでの物語。
――信じることは、きっと未来へ繋がっている。
『リーブ・オン・ビリーブズ』
これは、“信じる”ことで世界を繋ぐ物語。