あらすじ
「今度こそ、僕もみんなも幸せにしてみせる!」
将来の夢は、警察官になって人を守ること――。
しかし一台のスマホを盗まれたことをきっかけに、親友、恋人、家族との関係まで失った少年は、絶望の末に人生を終えてしまう。
次に目を覚ますと、そこは剣と魔法の異世界!
しかも騎士の名家の長男として、二度目の人生を歩むことになっていた。
新しい家族に囲まれ、「今度こそ人生を大切にしよう」と決意する主人公。
そんなある日、教会で“神器”として祀られていたのは――前世で盗まれたはずの自分のスマホだった!
しかもそのスマホには、この世界のあらゆる情報へアクセスできる不思議な力が宿っていた。
事件、陰謀、困っている人々――。
「この力があれば、今度こそ誰かを守れる!」
前世で果たせなかった夢を胸に、主人公は神器スマホを使って次々と事件を解決していく。
ところが、その奇跡には秘密があった。
世界を救えば救うほど、スマホには“呪い”が蓄積され、主人公自身の幸福が少しずつ奪われていく――。
それでも彼は諦めない。
やがて彼の周りには、救ってきた人々が集まり、本当の仲間になっていく。
そして神器スマホが壊れたとき、主人公は初めて気づく。
世界を救うために本当に必要だったものは、万能の神器なんかじゃなかった。
これは、一度すべてを失った少年が、二度目の人生でたくさんの人を救い――
自分自身も「生き直して」いく物語。