あらすじ

八百人を「削除」する。二人を採用する。 転職先で最初に任されたのは、その二つだった。 制御系エンジニアとして入社した瀬尾亮太、三十四歳。案内されたのは、誰もいない人事部。直属の上司は、会社専用AIだった。 八百人への通知は、彼の署名を待っている。 一方、新たに採る二人は、配属先も仕事内容も明かされない。 選考基準は〈感情知性〉〈AI反発係数〉〈目的生成指数〉。 AIに従うだけでは落とされる。AIを拒むだけでも落とされる。 この会社は、いったい誰を必要としているのか。 やがて亮太は、採用したいと思う候補者に出会う。 だが、AIの勧告は〈不採用〉だった。 AIと働く時代の「任せる」と「決める」を描く、全八話のSF短編。 全8話、約7,200字。1話約2〜3分、全編15分ほどでお読みいただけるSF短編です。

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カクヨム2026/09/19
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