あらすじ
15年前に衛生兵として戦争に参加し、凄惨な経験をしつつも、飄々とした性格で前向きに今を生きる闇医者・ネイリーナ。
理想の医療を模索していく中で、優秀な薬草師の少女・ミルヴィの噂を聞きつけ、協力を求めるべく彼女のいる修道院を訪ねる。
修道女として一生を終える運命を覚悟していたが、ネイリーナの説得により、修道院を出る決意をするミルヴィ。
母と娘ほどの年齢差があり、性格も真逆の二人だったが、共同生活を送る中で、お互いの存在をかけがえのないものだと感じるようになっていく。
しかし、心の距離が近づくほど、終わったはずの戦争が遺した見えない傷が、その存在を大きくしていくのだった。
独りでは立ち向かえなかった悲しみと向き合う、ネイリーナとミルヴィの物語。
※本シリーズは、時代と主人公を交代しながら展開していく、全6章立ての物語です。物語は時系列になっていますが、それぞれの章だけでも読める構成になっています。
※Caita、TALESでも公開中。
※Caita4月の月例賞にて優秀賞を受賞しました。