あらすじ
男性が苦手な伯爵令嬢・エアラは、社交界にも恋愛にも興味がなかった。
父に命じられ、仕方なく出席した舞踏会でも、人の熱気から逃げるように中庭へ出たエアラ。
そこで彼女が遭遇したのは、社交界で「白薔薇」と称される美貌の持ち主…レオンハート侯爵だった。
女性なら誰もが彼を振り返る。
甘い言葉で近づき、相手が夢中になったところで捨てる。
そんな悪名高いプレイボーイに、エアラは最悪の形で関わってしまう。
「俺の新しい恋人なんだ」
女性との修羅場を逃れるため、突然恋人役を押しつけられたエアラ。
さらに距離を詰めてくるレオンハートに、彼女は思わず彼を突き飛ばし、その場から逃げ出してしまう。
ところが翌日。
「昨日の非礼を詫びる。俺に挽回のチャンスをくれないか?」
なんとレオンハート侯爵本人が、エアラの屋敷を訪れていた。
しかし、エアラは彼の美貌にも甘い言葉にも一切なびかない。
「あなたに興味はありません。どうぞ、お引き取りを」
女性なら誰もが自分を欲しがると思っていたレオンハートにとって、それは初めての経験だった。
そして、その翌日…
エアラのもとに届いたのは、まさかのレオンハートからの結婚の申し入れだった…