あらすじ

「痛いのは、苦しいのは、もう誰も見たくないから――」 ブラック企業の過酷な労働で心身をすり減らし、自ら命を絶った主人公。 神様によって剣と魔法の世界に「マリー」として転生した彼女は、他者のあらゆる負傷や呪いを自分に移し替えて全快させる、唯一無二のチートスキル【苦痛の肩代わり】を手に入れる。 しかし、異世界で配属された治癒院は、前世を凌ぐほどの超絶ブラック職場だった。 次々と運ばれてくる瀕死の兵士たち。マリーは前世のスキル【社畜アドレナリン】を駆使し、仕事中は痛覚を完全シャットアウト。完璧な笑顔と慈愛に満ちた「聖女」として奇跡を起こし続ける。 ――だが、その代償は重かった。 「安全な場所」に戻った瞬間、昼間に肩代わりした『致命傷の激痛』が、リボ払いのように一気に押し寄せてくるのだ。夜な夜な自室で激痛にのたうち回り、血を吐きながらも、マリーは誰かを救うために「清純無垢なシスター」を演じ続ける。 そんな彼女の異常な自己犠牲に救われた者たちがいた。 仲間だと思っていた人間に騙され呪われていた無気力な最強の魔女。 完璧な美少女の皮を被った腹黒い精神支配の術師 善意のままに他者を排除しようとする純真無垢な狂気の剣聖。 「マリーが望むなら、いつでも世界を滅ぼすよ」 「最高に狂ってて面白いおもちゃ、見つけちゃった♡」 「マリーに近づく奴は皆殺しだねっ!」 彼女に強烈な依存と執着を向ける厄介で最強な愛の重い仲間たち。 過労と激痛でボロボロの主人公は、愛の重すぎる仲間たちから逃れ(?)、心安らぐ日々を手に入れることができるのか?

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小説を読もう2026/09/20
  • 現在の作品身代わり聖女の善意は、世界を狂わせる引き金となる