あらすじ
大学生の神谷悠斗は、ある日突然、交通事故で命を落とす。
しかし、彼の死は死神の手違いだった。
同姓同名の別人と間違えて命を奪われた悠斗は、なんとか生き返ることができたものの、その代償として「死神の助手」として働くことになる。
仕事内容は、この世に未練を残した死者たちの願いを叶え、無事にあの世へ送り届けること。
妻に「ありがとう」と言えなかった老人。
親友と喧嘩したまま亡くなった少女。
そして、幼い娘との約束を残して亡くなった母親。
死者たちの後悔に触れるうち、悠斗は「生きているうちに伝えること」の大切さを知っていく。
そんな死神助手の給料は――時給666円。
安すぎる給料に文句を言いながらも、悠斗は今日も死者の最後の願いに寄り添っていく。
これは、生きている人間と死んだ人間の間をつなぐ、少し笑えて、少し泣ける物語。