あらすじ

「今日も一日、お疲れさま」 何をやってもうまくいかない日々にため息を吐き、ただ夜空を見上げるだけの高校生・綾斗(あやと)。ある日の放課後、彼が迷い込んだ屋上で出会ったのは、淡いサクラ色の髪をした風変わりな先輩・鳥海(とりうみ)だった。 いつもだらだらと眠そうに笑い、自分のことを「おじさん」と自嘲する彼女は、かつて大切だった人を失った深い傷を抱えながら、夜な夜な月に向かって俳句を詠んでいた。 「俳句は短いからさ、嘘がつけないんだよね」 廃部寸前の文芸部で、先輩の紡ぐ五・七・五の言葉に触れるうちに、綾斗は閉ざしていた自分の心と向き合い始める。 失った光を探す少女と、言葉を持たない少年の、五・七・五の夜明前。Orangestarの名曲の世界観に乗せて描かれる、切なくも温かい青春文芸ストーリー。

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カクヨム
カクヨム2026/10/09
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