あらすじ

星を見るのに、友達はいらない――ずっと、そう思っていた。高校二年生の星住遥は、廃部寸前の天文部にたった一人で残る少女。人付き合いが苦手で、星だけが自分の居場所だった。そんな夏の夜、誰も来なかった流星群の観望会に、不思議な少女・相沢彗が現れる。星の知識は驚くほど豊富なのに、本物の星空を見るたび、まるで初めて目にしたように感動する彗。なぜか遥のことを以前から知っているような素振りも見せる。二人は天文部で星を観測し、白紙の『星空図鑑』に思い出を書き込みながら、少しずつ距離を縮めていく。しかし遥はやがて気づき始める。彗が抱える秘密と、この穏やかな時間に終わりが近づいていることに――。星と記憶、そして「来年」をめぐる、ひと夏から始まる切ない青春物語。

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エブリスタ
エブリスタ2026/10/09
  • 現在の作品いつか、届かない星に名前をつけるなら