あらすじ
十二歳で魔法省に入り、研究一筋に生きてきたレティシア・ソレイユ・フォン・デマレは、二十一歳になろうとしていたが、結婚願望がなかった。
目立たず研究を続けられれば、それで幸せだった。
ところがある日、侯爵家の跡取りで騎士団長のヴィクトール・イル・クレイモンが職場に現れ、自分はレティシアの婚約者だと宣言する。
ヴィクトールとは幼いころからの知り合いだった。かつて魔物に襲われた彼をレティシアが助けたその日から、ヴィクトールは彼女との結婚を望み続けていたのだ。
「わたしは誰とも婚約なんてしてない!」
なんとしても研究生活を守りたいレティシアは結婚できない理由を次々と並べるが、ヴィクトールはそのすべてを受け入れてしまう。逃げようとするレティシアと、当然のように追いかけるヴィクトール。
結婚から逃げたい天才魔法使いと、絶対に彼女と結婚したい一途な騎士団長の、ラブコメディ。
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