あらすじ
異能力が当たり前に存在する世界。
十六歳の少女、竹崎マナは、幼馴染たちと暮らす家を「帰る場所」として大切にしながら、政府から依頼される怪異討伐の仕事にも携わっていた。
そんなある日、マナの暮らす町の近くで、少女の失踪事件が起こる。
政府から討伐依頼を受けたマナが向かった先は、古くから「神隠し」の噂が残る町――桐谷市。
そこで彼女が目にしたのは、怪異によって作られた異界と、そこに残された数々の遺品だった。
そして、怪異との戦いを通して少しずつ明らかになっていく、マナ自身も知らない秘密。
これは、大切な人たちとの日常を守ろうとする少女が、怪異と世界の謎に巻き込まれていく物語。
――その少女はまだ知らない。
自分自身が、この世界の謎だということを。