あらすじ

レグナディア王国、アルフェリス公爵家令嬢リシェル。 王家の血を引く公爵令嬢として教育を受けながら、彼女は今日も屋敷を抜け出し、王都の市場を歩いていた。 人々と話し、物の値段を知り、街で何が起きているのかを自分の目で見る。 本人曰く、これも立派な「勉強」である。 だが、そのいつもの行動が彼女の運命を変えた。 ある日、アルフェリス公爵家が突如として反逆の罪に問われ、一族は粛清される。 たまたま屋敷を抜け出していたリシェルだけが生き残った。 追われる身となった彼女は王都を脱出し、逃げ込んだ森の奥で古代遺跡へと辿り着く。 そこで出会ったのは、数百年前に「堕天使」として封印された高位天使エルシェリア。 家族を奪われ、反逆者にされた少女。 使命を歪められ、堕天使にされた天使。 二人は一つの身体を共有し、それぞれの復讐を始める。 けれど――誰を、どうすれば復讐は終わるのか。 命じた者。 手を下した者。 従っただけの者。 何も知らなかった者。 そして、すでに死んでいる者。 理由を知っても、許す必要はない。 だからといって、すべてを殺せば満足できるとも限らない。 これは二人が、自分自身で「もういい」と言える復讐を見つける物語。 そして復讐が終わった、その先で―― 後始末を続けていた少女が、いつの間にか人々から「神」と呼ばれるようになるまでの物語である。

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カクヨム
カクヨム2026/10/07
  • 現在の作品『復讐の後始末をしてたら現人神になりました』