あらすじ
なぜ社会を良くするためのルールが人を窒息させるのか?今や、過ちを犯した個人を責める私刑の道具へと変貌してしまった感のあるコンプライアンス。SNS上の私刑、過剰な自己規制、果ては組織の機能不全──。行き過ぎたコンプライアンス意識の浸透が社会を萎縮させ、個人を息苦しくさせている。「凡庸な正義感」に対し私たちはどう対応していけばいいのか。組織論を専門とする気鋭の経営学者が、病理の深層を解き明かす。【目次】序 章 悪魔になったマングース第1章 コンプライアンスの原点――本来は何を目指していたのか第2章 よい組織はよくないことをしないのか第3章 コンプライアンスの変容第4章 ネットがかもす身内の空気第5章 それぞれの正義と凡庸な正義終 章 コンプライアンスを飼い馴らす