あらすじ
Xで開催した第1回「タイトルだけ選手権」で、Alexander Joemさんが寄せてくださった『海への賛歌(Hymn to the Sea)』から生まれた掌編です。
悪夢を書くことを愛しながら、美しいものにも自分の言葉を与えたいと願う物書き、アレックス。
書くことをやめると決めた彼は、最後に原稿を読み返すため、夕暮れの浜辺へ二脚の椅子を運ぶ。けれど、波が原稿をさらった瞬間、彼は夢中でその一枚を追いかけていた。
濡れた紙に残った一行が、海を前に、もう一つの意味を持ちはじめる。
※主人公は架空の人物であり、Alexanderさんご本人を描いたものではありません。