あらすじ
令和8年――2026年9月18日。
その日、日本は未曾有の大災害に襲われた。
日本全土を揺るがす巨大地震。
相次いで上陸する複数の大型台風。
そして、富士山の大噴火。
同時多発的に発生した災害によって交通網と通信網は寸断され、日本列島は完全な混乱状態に陥る。
だが、それは始まりにすぎなかった。
復旧を急ぐ政府が国外との通信途絶を調査した結果、信じがたい事実が判明する。
日本列島は、周辺海域ごと現代の地球から消失していた。
衛星通信は沈黙。
友好国からの応答もない。
水平線の先には、地図に存在しない大陸。
そして日本近海には、絶滅したはずの巨大生物が姿を現す。
ここは、およそ一億年前――中生代・白亜紀の地球。
現代文明を抱えた日本は、恐竜が闊歩する太古の世界へ、国土ごと転移してしまったのだ。
限られた資源。崩壊する物流。迫りくる巨大生物。
そして、遠からず地球を襲う「大量絶滅」。
一億年後の故郷へ戻る方法を探すため、日本という国家の生存を懸けた戦いが始まる。