あらすじ
山崎透(28)は最近、婚活を始めた。
だが、結果は散々。童顔だけど可愛い男が好きだと言われてきた。つまり、顔は悪くない。美容師の親友がいるから全部整えてもらえる。
なのに、全敗。その愚痴を今日も専属スタイリスト的な親友に聞いてもらっていた。
はずだった。
渡されたのは一通の手紙。
これは遺書なのだという。けれど、どう見ても中身はラブレターで……?
本人はいたって元気、らしい。
「お前って、俺のこと好きだったの?」
「はぁ? 寝言は寝て言えよ、くそ野郎」
どういうことなんだ!
遺書、ラブレターは一体何なのか。
数年前から微妙な距離感の二人は昔みたいに、唯一無二の親友に戻れるのか。
愚か者たちの恋のお話。