あらすじ
心残りだったあの日の記憶と雪辱や後悔
戻りたくとも戻れない
払拭したかったんだ。不甲斐ない自分を
そう、しに逝くぼくは、想った。
なんて、あっけないのだろう。
此ほどまでに焦がれても叶えられなかったんだ。
薄れゆく意識のなかで、一縷の光が差し込んだ
ー創造主ー
ならば叶えなさい。
しかし、その心残りを晴らすためには、貴方の魂と共に結び付いた心の刀をふるうのです。
そうでなければ、あなたの心の奥底、まるで深海の底に沈んだが如く眠るその真の優しさには辿り着けない。
雪辱と私怨にまみれた泥濘に、あなたの優しき魂は、眠ってしまっている。
深い海の底へ沈んだ真の心根、それを呼び起こす方法は一つしかない。
そなたへ試練を与えます。
刀の時代で、貴方へ与える魂に結び付いた刀とともに、生き抜いてみせなさい。しかし、咎人のそなたへは、前世の記憶は完全には消さずに残しておきます。
それでも乗り越えられたのならば、
そなたを、望む未来へと運んであげましょう。
置き去った雪辱も、後悔も吹き飛ばすほどの現在《いま》を与えましょう。
あなたの新たな魂の依り代 その肉体で生き抜いてみせなさい。
あなたの雪辱も悲しみも晴らせる日がくるでしょう。そして、願わくば、今世でも、そなたの待ち人へと巡り合わせてあげましょう。