あらすじ
放課後の屋上で、毎日のように顔を合わせる蓮と美羽。
くだらない話をして、ジュースを飲んで、夕焼けを眺める。
そんな何気ない時間が、二人にとっていつの間にか特別なものになっていた。
けれど、お互いに好きな人がいることを知りながら、その相手が誰なのかは言えないまま。
「今の関係が壊れるくらいなら、このままでいい」
そう思っていた蓮だったが、美羽が突然屋上に来なくなり、さらに別の男子から告白されたという噂を耳にする。
ずっと言えなかった想い。
気づいてほしかった気持ち。
すれ違っていた二人の青春が、放課後の屋上で動き出す。
好きになることの怖さと、好きだと伝える勇気を描いた、爽やかで少し切ない青春恋愛短編。