あらすじ
四大貴族アーネンエルベ家の令嬢、アデライト。
王太子ユリウスの婚約者として何不自由なく暮らしていた彼女は、ある日、自分が断罪され、処刑される夢を見る。
ただの悪夢――そう思っていた。
しかし次に見たのは、ユリウスの誕生日パーティー。
彼の隣にはセレスティアが立ち、大勢の前でアデライトとの婚約破棄が告げられる。
そしてなぜか現れた、空飛ぶサメ。
サメに喰われて目を覚ましたアデライトは、二度も自分の死を夢に見たことを不審に思い、王城にいる「運命の魔女」ハーデンベルギアを訪ねる。
そこで告げられたのは、自分が本来、処刑される運命にあったこと。
そして一年後、ユリウスと結婚できなければ、今度は王国そのものが滅びるという未来だった。
婚約破棄も、処刑も、王国滅亡も回避しなければならない。
そのためハーデンベルギアは、四大貴族に眠るという特別な力をアデライトに目覚めさせる。
悪役令嬢に待ち受ける破滅の未来。
見習い魔法使いシャリアとともに、アデライトは自らの運命を変えることができるのか――。