あらすじ

二十歳の女子大生・片桐千歳は、天界人の手違いによって死んでしまった。 来世として提示されたのは――まさかのゴキブリ。 当然拒否した千歳が願ったのは、たった一つ。 「人間にして!」 ところが転生した異世界では、人類は千年前に絶滅していた。 人間は千歳、ただ一人。 しかも、この世界には人間が当たり前に使っていたものが何もない。 家がない。 ベッドがない。 お風呂もない。 トイレもない。 安全に飲める水や食べ物すら、簡単には手に入らない。 「こんな世界でどうやって暮らせっていうのよ!」 だったら、自分で作るしかない。 穴を掘る魔獣。 武器を作れるドワーフ。 小さな火しか出せず、役立たずとされたエルフ。 仕事を失った建築の神。 そして、川で暮らす水神竜。 千歳には、家を建てる技術も、便利な道具を発明する知識もない。 でも――。 この世界では役に立たないと言われていた力も、使い方を変えれば価値になる。 家を作る。 家具を作る。 お風呂を作る。 そして、それを欲しい人に売る。 人間がいなくなって千年。 誰も知らなかった「人間の暮らし」が、少しずつ異世界の商売になっていく。 これは、ただ人間として暮らしたかった女子大生が―― やがて異世界で会社を作るまでの物語。

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カクヨム
カクヨム2026/10/06
  • 現在の作品ピコリーナ・カンパニー ~人類が絶滅した異世界で、ただの女子大生が会社を作ります~