あらすじ
あたしは八神杏(やがみあん)。
特技は空手。
好きなものはエクレア。
17歳を迎えたばかりの女子高生。
とある事情で打ちひしがれていた誕生日の夜、自室の窓をすり抜けて現れたのは「神の使い」を名乗る少女(見た目は)エリコ。
彼女は神の代行者として人を幸せにする役目を担う「フローラルアシスト」への就任を依頼する。
お土産にもらったエクレアのお礼にととりあえず話を聞けば、何と特殊な能力が一つもらえるらしい。
与えられる特殊能力は「フラワー」と呼ばれ、花言葉が能力の内容を示唆しているとのこと。
絢爛豪華な妄想の翼はどこまでも広がり、その気になったりならなかったり。
結果、承諾てみると与えられたフラワー「マリィゴールド」は、なぜか常に首が取れてしまうという地味で奇妙な能力だった。
三時間ほど落ち込んだが、鋼のメンタル(やけくそ)で立ち上がる。
体操服泥棒事件の解決などを通してフラワーを使いこなし始め、自身の与えられた役割の意味を知る。
やがて同じくフローラルアシストである二人と出会う。
三人は友情を育みながら、銀行強盗や誘拐未遂など、この町で頻発する奇妙な事件に巻き込まれてゆく。
幸せを数値化することに意味はあるのか。
誰かの幸せの陰で誰かが不幸になることは必然なのか。
いずれ失うとすれば今の幸せは仮初なのか。
どんな状況でもツッコんでしまう杏の性質は治らないのか。
『話が横道に逸れる芸風』が杏の持ち味です。
杏の独り言に読者の皆様もツッコミを入れながら読んでいただけると嬉しいです。
最終話まで完成しておりますが、連載形式で投稿していきます。
よろしければお付き合いください。
アルファポリスさんにも同時投稿中です。