あらすじ

雪崩救難ビーコン「雪灯」で知られる雪灯技研。 競合のガイド会社がツアー名から「雪灯」を外し、問題は解決したはずだった。 ところが社長の相良灯は、山岳ガイドの分野でその名を守る手続きを続ける一方、高収益が見込める自社の「公式・雪灯ガイド」事業まで退けてしまう。 他社にも使わせない。自分でも使わない。 なぜそこまでして、一つの名前に境界を引くのか。 古い講習資料に残された、父の一文。 「雪灯は人を見つける。道は決めない。」 二つの不可解な決断がつながったとき、「雪灯」という名前を守る本当の意味が見えてくる。 知財の予備知識なしで読める、商標×冬山の短編ミステリ。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
カクヨム
カクヨム2026/10/06
  • 現在の作品人を捜す機械。その名は山を案内しない