あらすじ
魔王も勇者も存在しない、平和な異世界。
戦争もなく、魔物もただの野生動物。
人々は今の暮らしに満足していて、「もっと便利に」なんて考えることもない。
そんな世界に、演劇部の五人が部室ごと転移した。
「この世界に、刺激が欲しい」
神様からそう頼まれた五人が選んだのは――戦いではなく、演劇だった。
勇者。
聖女。
賢者。
テイマー。
そして、魔王。
演劇部なら、役を演じるのは得意分野だ。
「じゃあ、まずは魔王の劇をやろう」
こうして五人の異世界演劇が始まった。
……ただし、劇をするなら舞台が必要だ。
「魔王城、作るか」
これは、五人の演劇部が始める、
ちょっと変わった異世界ファンタジー。