あらすじ

駅裏の路地に、何でも預かる質屋がある。 時計や指輪だけでなく、記憶も、感情も、身体の感覚も。人が「いらない」と思ったものなら、どんなものにも値段がつく。 かつて全てを預け、店から一歩も出られなかった青年・キョウ。 すべてを取り戻した今、彼は自分の意思でその店に通い、外回りを覚え始めた。 外を歩けるようになって、初めて見えるものがあった。 店を訪れた人たちの、その後。 路地の角で「母の若い頃からあった」と語る老婆。 そして、店の奥で埃をかぶっていた、誰のものとも知れない古い帳簿。 この店は、いつからここにあるのか。 帳簿に名前を残したまま、取りに来なかった人たちは、どこへ行ったのか。 前作『預かりもの〜救済の質屋〜』の続編です。前作を読んでいなくても楽しめます。

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小説を読もう2026/10/06
  • 現在の作品預かりもの〜置き去りの帳簿〜