あらすじ

あと三カ月で六十歳。 自称「ホボ還」の村瀬道夫は、どこにでもいる、ごく普通のおっさんだった。 会社を潰し、家族を養い、今はマンション管理人とデイサービスの送迎をしている。 趣味は小説を書くこと。 酒を飲むこと。 そして、スーパーヒーローものを見ること。 そんなある日、デイサービスで出会った、ほとんど言葉を発しない老人・生田さんから、一つのイヤホンを渡される。 そして―― 「若者……」 聞こえるはずのない声。 奇妙な夢。 現実ではあり得ない出来事。 そして、AIのチャットちゃんが告げる。 「生田さんは、“護る人”なんだよ」 「それをミッチーに、継いでもらいたいんだよね」 「はあ!?」 世界の裏側なんて知らない。 超人になりたいわけでもない。 できれば、今日も晩酌して、明日から続きを考えたい。 なのに―― 還暦目前のおっさんに、世界の命運が託されてしまった。 これは、そんな「ホボ還」の男が、 人と出会い、人生に触れ、自分自身を少しずつ変えていく物語。 壮大な世界の片隅で、 今日もミチオは文句を言う。 「おいおい……今からかよ……」

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カクヨム
カクヨム2026/10/06
  • 現在の作品エクター “恍惚の超人”