あらすじ

毎晩、午前二時十三分になると、一本の電話が鳴る。 最初は、ただの間違い電話だと思っていた。 しかしある夜、着信画面に表示されたのは――自分自身の電話番号だった。 恐る恐る電話に出た主人公の耳に届いたのは、自分とまったく同じ声。 『返事をしちゃったね』 その直後、玄関の向こうから聞こえてきたのも、紛れもなく自分の声だった。 それ以来、不可解な出来事が次々と起こり始める。 電源を切ったはずのスマートフォンが午前二時十三分に鳴り、存在しないはずの「もう一人の自分」から写真が送られてくる。 やがて主人公は、自分と同じ奇妙な電話を受けた友人の存在を知る。 電話に出た者は、昨日の自分と入れ替わる。 そして、入れ替わった「昨日の自分」は、次の誰かへ電話をかけなければならない。 午前二時十三分。 その時刻が訪れるたび、誰かの「今日」が失われ、新しい「昨日」が生まれていく。 果たして主人公は、この奇妙な連鎖から逃れることができるのか。 そして―― 最後に電話をかけるのは、一体「誰」なのか。

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カクヨム
カクヨム2026/10/06
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