あらすじ
初心者ダンジョンで清掃員として働く佐倉直人。
ある日、協会から「中級ダンジョンを目指す若手探索者二人に、生存術を教えてほしい」と研修を頼まれる。
戦闘はできない佐倉が教えられるのは、危険を避けること、無理をしないこと、そして無事に帰ってくること。
モンスターを避け、罠を確認し、いつものように掃除をする。
そんな穏やかな研修で終わる――はずだった。
思わぬ事故によって、教えていたはずの「生存術」が本当に必要になってしまい……。
戦わなくていいなら戦わない。
危なければ逃げる。
そして、全員で生きて帰る。
ダンジョン清掃員・佐倉直人の、少し予定外な研修のお話。