あらすじ

写真を撮ることが好きな少年、景は、ある日、道端で一台の古いカメラを拾う。何気なくファインダーを覗いた景が見たのは、現実とはどこか違う、誰もいない街だった。興味本位でシャッターを切った瞬間、景はその「向こう側」へ迷い込む。 ようやく元の世界へ戻った景を待っていたのは、親友、遠藤悠真の 「……誰?」 という言葉だった。 それを境に、景の存在は少しずつ周囲から消えていく。 記憶から。記録から。 そして、 「写真」から。 何もかもを失いながら、景は再びカメラを手に取る。 ファインダーの向こうにいたのは、一人の少女だった。 彼女はなぜ、景を知っているのか。 一つのカメラが繋いだ二つの世界で、景は「残すこと」と「覚えていること」の本当の意味を知る。

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小説を読もう2026/10/06
  • 現在の作品ファインダーの向こう側