あらすじ

「たった三年だろ!」 小隊長になったらプロポーズする。その約束を信じて、軍服を繕い、書類の計算まで手伝ってきました。 けれど、二十一歳の誕生日。ようやく現れたルパート様は、私の用意した夕食を断って、後輩令嬢の手作りマフィンを褒めたのです。 欲しかったのは、立派な指輪ではありません。一緒に食事をして、結婚の日取りを決めたかっただけ。 それすら「邪魔」と仰るのなら、もう結構です。 仮の指輪を引き出しへ放り込み、迎えを待たずに出かけた夜会。 一人で立つ私に手を差し出したのは、『氷の軍監』と恐れられるハルデンベルク伯爵でした。 「私とご一緒で、よろしいのですか?」 「君を誘っている」

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2026/10/06
  • 現在の作品三年待ってプロポーズされなかったので、別の男と結婚します