あらすじ
『恋三(コイゾウ)は某有名私立大学の法学部を卒業後、オペラ歌手に憧れてその世界に飛び込んだ。
しかしあまりの狭き門で五年間、音楽事務所に在籍の後、スッパリと諦めて就職情報誌を漁っていた。
するとあまり興味が無いが、『急募! 先生の鞄持ち募集』と云うキャチが目に付く。
内容を精査すると、
『高齢者の世話、運転有り、出張あり、高給優遇(見習い期間有り・臨時収入有り)、日払い可、簡単な仕事(カバン持ち)。但し(好男子を求む)』
とある。
最初、『運び屋の闇バイト』かと思っていたが、どうも頭の隅に残る。
どうせアルバイトのつもりで履歴書を送ってみた。
すると面接したいとの連絡が入る。
面接場所は、銀座の街中(マチナカ)の『喫茶店(田園)』であった。
一応、面接に出向いて『結城』と云う担当の男と、話を交わす。
数日後、スマホに、
「採用内定、再度確認の面接をしたい」
の『留守電』が入っていた。
そして次の面接場所は・・・。
なんと、衆議院第一議員会館の財務副大臣 門松正康(元日弁連副会長・医師)と云う『先生』の事務所であった。
この事務所には常時三人の秘書が居る。
しかし、門松の『守銭奴(シュセンド)的カリスマ性』のため、秘書は短いスパンで辞めて行く。
少し長く仕える結城憲護(政策担当秘書・門松の甥)は先生から恋三の秘書教育を命ぜられている。
楽しんでお読み頂けたら幸いです。
この作品は『縦書きの長編小説』に成ります。
※ 尚、この作品は著作権を放棄したものではありません。