あらすじ
――この街は、一ヶ月後に終わる。
唯一の産業である鉱山の閉山により、インフラすら消えゆく過疎の地方都市。高校最後の夏を迎えた幼馴染のレン、ハル、タカシの三人は、退屈で、しかしかけがえのない日常をただ過ごしていた。
半年前から街のあちこちに浮かび上がる、過去の「夏の記憶」の陽炎。
そんな日常に突如として現れたのは、三年前の事故で死んだはずの幼馴染・アオイだった。
「私だって陽炎みたいなものよ。これからの夏が終わるまで、一緒にいさせてよ」
麦茶の匂い、変わらない笑顔、どこか懐かしい青春の再来。
死んだはずの少女と、生きているはずの少年少女が紡ぐ、切なくも温かい、四日間の最後の夏休み。
※全四話完結 / ミステリー・エモ系
※アルファポリスにも投稿予定です