あらすじ

転職サイトで見つけた求人は「夜の秘書」。勤務は二十時から翌朝、社長宅での書類整理と、「社長の不眠に付き添える方」。 面接で私、高梨結(二十六)は、聞かれてもいないのに「女性が好きです」と言った。採用の連絡は、その日の夜に来た。 社長の遠野玲子(三十六)は、コスメ通販の会社を一人で立ち上げた人で、三年前から眠れていない。 初日の二十三時、書類を片づけた私を、玲子さんは寝室に呼んだ。 「隣にいて」 隣に座った。三十分、彼女は目を閉じなかった。 「隣にいるだけじゃ、眠れないの。前の秘書は半年で辞めた。理由は、言わなくても分かる?」 「……分かります」 「業務なら、断って」 業務じゃなかった。だから、断らなかった。 ※性行為の直接描写はありません。行為中の会話と事後の情景で描きます。

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カクヨム
カクヨム2026/10/05
  • 現在の作品眠れない女社長の「夜の秘書」になった初日、私は社長のベッドの隣に座っていた。 ~「隣にいるだけじゃ、眠れないの」と、三十六歳の彼女は言った~