あらすじ
紀伊半島南約10kmの海上に浮かぶ、日本国第48番目の都道府県、海星県。
大日本帝国が大東亜戦争中に発見したこの島は、当時の日本最小都道府県であった大阪府とほぼ同等の面積を有する。
それまではそこには海しかなかったはずの場所。
しかし大戦中に発見されたその島は、原住民もろとも日本に併合された。
時は過ぎ、平成の世になった。
もはや他の47都道府県ととなんら変わりのない思想、文化、そして生活をおくる海星県の住民たち。
本土からも多くの日本民族が移住し、今やアイヌと同じく、純血の先住民の存在は皆無とされている。
北海道や沖縄県のように、今や日本国の一部として存在するその島は、いったい何処からやって来たのか?
これは、そんな島である海星県のとある県立高校に通う男子生徒を主人公にした、よくわからない話である。