あらすじ
新月の夜、後宮から降嫁した帝の末皇女と夫が殺された。時を同じく、宮中では帝が崩御し、庶子である顕仁王子が帝位に就いた。
両親を事故で亡くした清華は、帝都で陰陽師を生業とする叔母夫婦に引き取られる。
清華は学校にも行けず、屋敷の敷地から出ることも許されない、寂しい日々を過ごしていた。
清華が17歳になった春、後宮の園遊会に従姉の優花里の代理として出席することになる。
『いいかい、優花里と名乗るんだよ』
叔母の多香子にいわれていたにも関わらず、清華は出会った軍人の青年に本当の名前を話してしまう。
数日後、鳳家に縁談が舞い込むが、多香子は清華を嫁がせることにする。